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- 2017.05.08 Monday
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茨城県境町塚崎就寝中男性殺人事件
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2013年5月27日茨城県境町塚崎の自動車修理工の男性が、妻の同僚に殺された事件。
▼事件の第一報
5月27日(月)午前2時15分ごろ、茨城県境町塚崎の自動車修理工、Oさん(38)方から、女性の声で「夫が胸から血を流して倒れている」と110番通報があった。
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県警によると、通報したのは一緒に寝ていた妻(37)で、「名前を呼ばれているような声がして、見たら血だらけだった」と話しているという。男性は、寝室のマットレスの脇であおむけに倒れていた。
駆けつけた境署員が2階の寝室で倒れている男性を発見、病院に搬送したが間もなく死亡が確認された。
男性は左胸を刃物のようなもので刺されていた。
男性は、妻と高校1年の長男(16)、中学1年の次男(12)、小学3年の長女(8)の5人暮らし。
事件当日、子供達は同じ敷地内にある両親宅に泊まりに行っていた。
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▼一緒にいた妻は犯人を見ていた?
妻が「部屋から出ていく犯人らしき姿を見た」と話していることがわかった。
一緒に寝ていた妻は、事情聴取に対して、「夫から名前を呼ばれているような気がして、目が覚めたら、血だらけだった」、「部屋から出ていく、犯人らしき後ろ姿を見た」などと話している。
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▼容疑者逮捕! 妻のアルバイト先の同僚だった
6月6日、県警捜査本部は境町山崎、アルバイト店員、男性容疑者(24)を殺人容疑で逮捕した。
容疑者は、同町内のレンタルビデオ店で働く被害者の妻(37)の同僚だった。
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「交際するためには、被害者が邪魔だと思った。「私が刺したのは旦那さんです」と、容疑を認めた。容疑者の自宅近くで、供述通り凶器とみられる果物ナイフのような刃物が発見され、事件時に使用したとみられる車からは血痕が見つかった。
▼容疑者は妻のストーカーだった?
被害者の妻が「ストーカーのような行為を受けていた。
「買い物に行くと容疑者がいた」などと証言したことから浮上。容疑者は電子メールで交際を要求したが、妻は「夫がいる。交際できない」などと何度も断っていたと証言。
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警察にはストーカー被害相談をしていなかった。容疑者は、夫とは面識がなかったとみられる。
▼裁判で容疑者が妻と共謀だったと証言
茨城県境町で妻と寝室で寝ていた男性が殺害された事件の初公判で、 殺人などの罪に問われている25歳の男は起訴内容を大筋で認めたものの、 「被害者の妻と協力してやった」と主張した。
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事件前日に電話で被害者妻より、「カギを開けておくので入ってきて欲しい。泥棒が入ったことにしておくから」「家に来て欲しい。日曜の夜中、バイトが終わった後で。玄関から入って来てと言われたと証言。
被害者妻からは、被害者からの暴力をほのめかされていたとしたうえで、「『家に来てほしい』と言われました。『玄関から入ってきてほしい。泥棒などが入ったことにしておくから』と言われました。
旦那さんを亡き者にしてほしいのではないかと思いました。
そういうことをしてほしいくらい、追い詰められているのかと思って、『望みをかなえてあげたい。助けてあげたい』という気持ちがありました」と述べた。
そして、鍵が開いた玄関から2階の寝室に侵入し、抵抗する被害者を「無我夢中で刺した」と話した。
この状況について、「妻は被害者のうめき声で目を覚ました」とする、検察側の主張に対し、「被害者の妻からナイフを渡され、『逃げて』と言われました。ナイフを受け取った時か、走って逃げる時に、ナイフの柄を服でふき取りました。妻の指紋がついていると思ったからです」と述べた。
ちょっと疑問が・・・???
当日、容疑者は靴を脱いで二階に上がっている。逃げるつもりであれば、土足で入るのでは?
何部屋もある邸宅なのに、足跡は階段から寝室にしかなく、暗い中ためらうことなく寝室を狙っている。
マットレスの脇まで落ちてきているのであれば、被害者は逃げ回ったと思われるが、一緒に寝ていた妻は全く気付いてないという。
近所の人が、普段うるさい犬が、当日は全く鳴いていないと証言した。知らない人が入ってきて、暴れていたら相当に鳴くと思われるが。
▼妻と容疑者の関係
◎ゲオ(当時はテイクオン)境店には平成19年7月からバイトしており、そこで被害者妻と知り合いました。同僚です。 妻が昼番で、私が夜なので、引き継ぎの時に会いました。
平成24年4月か5月にゲームの話をするようになって、グリーのメール機能で連絡を取るようになりました。9月からはLINEを使うこともありました。
好意を持つようになったのは7月頃です。被害者妻はバツイチで、子供もいると入店してすぐの頃に聞いていました。7月に再婚したと8月に聞きました。ショックで、メールをやめようと思いましたがやめませんでした。
◎被害者妻は「年も年だし、後がないから仕方なく結婚した」と言っていました。
夫が浮気している、子供にきつく当たる、会話がない、死にたい、寝ているところを起こされて強要されると言っていました。 暴力をふるうのか聞いたらはぐらかされて、ありそうに見えました。
別れちゃえばと言ったら、生活があるし、バツイチ(被害者Oさんとは再婚同士。妻は、実際はバツ2)だし、夫の親族もいるし、簡単にはいかないと言っていました。
≪容疑者側からの証言≫
8月に「これからはひとりの男として見る」と言われました。恋愛感情があると思いました。
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9月に映画館に「踊る大走査線」を見に行きました。
キスしたら手を握ってくれました。映画を見ながら何回もキスしました。
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映画の後UFOキャッチャーでキャラクターの洗濯バサミを 取ってくれました。フライングガーデンで食事して、帰りに被害者妻の車の中で香水をくれました。何か布のようなもので包装されていました。 別れ際に「口紅ついてるよ」と唇を拭いてくれました。
11月に2回家に来ました。
1日、誕生日の前日にお弁当を作ってきてくれました。少し食べて思い出し、携帯に撮りました。
キスしたり、胸も触りました。性交も試みましたが「血が付いちゃう」 と言われたのでしませんでした。
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2日の誕生日、プレゼント何がいいと聞かれたので、ないけどキスしたいと言ったら家へ来てくれました。ゲオの昼休憩に車で迎えに行き、10分位家でしゃべったりキスしたりして、また車で送っていきました。
1週間後また来ました。被害者妻と友達が飲んでいてそのあと会うことになり、店へ迎えに行き2人を乗せてウェルシアで友達を降ろしました。ウェルシアで飲み物を買い、DVDを見ようということになり、ゲオ境店で一人でアンジェラを借りて、自宅で見ました。
12時を過ぎていて、キスしたり、胸も触りました。性交も試みましたが「血が付いちゃう」 と言われたのでしませんでした。3時頃出ました。
12月 被害者妻が携帯中毒だったのでアドレスを消したら喧嘩になりましたが謝って再開しました。毎日メールしてました。
≪職場の上司の証言≫
2人は親密に見えた。付き合ってるなと思った。
喧嘩した、お菓子をもらった、映画に行った、自宅に来たなど話を聞いた。
クリスマスに喧嘩したけど新年にメールが来たと言っていた。
≪被害者妻の証言≫
被告から一方的に好意を寄せられて迷惑していたことや、執拗(しつよう)に交際を迫る被告をなだめようと、一緒に映画を見に行ったり、香水をプレゼントしたなどと証言した。
家に行ったのも、遊ぼう遊ぼうとしつこかったから。 でも外だと誰に見られるか分からないので犯人自宅に行った。
被害者の妻:「人に罪をなすりつけようとしていて、主人がかわいそうで悔しい」
▼懲役16年(求刑懲役18年)の判決が下る
茨城県境町で5月、自動車修理工男性=当時(38)=が自宅で刺殺された事件で、殺人罪などに問われた元アルバイト店員男性被告(25)の裁判員裁判の判決が11月22日、水戸地裁であり、裁判長は懲役16年(求刑懲役18年)を言い渡した。
弁護側は、被告はアルバイト先の同僚だった被害者の妻(37)と「殺害の意思を通じ合っていた」と主張したが、裁判長は「認められない」と共謀を否定した。
ただ、「動機は必ずしも明らかではない」とした上で、2人のメールのやりとりなどから、「被害者の妻に一方的に好意を寄せた末の犯行」とした検察側の主張は採用しなかった。
弁護側は「計画的な犯行ではない」と訴えていたが、裁判長は一定の計画性があったと認め、「卑劣で悪質性が高い」と批判したとの事。